中学数学同好会・高校数学部だより

2016.12.27

  • クラブ活動

1.海城&YSFH定期数学交流会開催

11月12日、第15回目となる「海城・YSFH定期数学交流会」が本校で行われました。両校、広尾学園、横浜市立南高校、武蔵中高で、生徒・教員併せて約50名が参加するという盛会となりました。
今回は講演の部とポスター発表の部に分けたことで、より深い生徒間の交流が見られました。その際の模様(写真など)は、1月発行予定の本校「数学科だより」をご覧ください。なお、次回の交流会は2月にYSFHで行われる予定です。

2.中2島倫太郎君、塩野直道賞審査員特別賞に輝く

中学数学同好会2年生の島倫太郎君が、財団法人・理数教育研究所(RIMSE)主催の第4回塩野直道記念「算数・数学の自由研究」に作品を応募し、審査員特別賞の栄誉に輝きました。
作品名は「ウランバートルオリンピアードに由来するある研究」で、これは本校の提携校である新モンゴル小中高一貫学校との数学Skype交流会上、先方の先生からご紹介いただいた問題を解答の上、その結果を幾何学と確率論に応用したものです。
12月21日、RIMSEより島君へ、賞状、副賞(クリスタルトロフィー)、そして塩野直道先生が編纂され、昭和11年オスローで開かれた国際数学者会議で紹介され耳目を集めた「尋常小学算術」(通称「緑表紙」)の復刻版が贈呈され、翌日の終業式で表彰されました。
島君の益々の活躍を期待します。
なお、上記のモンゴルとのSkype交流会の模様は、近日、本欄に掲載予定の「新モンゴルだより」でも紹介します。

3.ノートルダム清心女子高(倉敷市)との数学共同研究が佳境

清心との交流(12月)

8月に京都大学で行われたマス・フェスタで意気投合してて以来、4か月に渡る共同研究が佳境を迎えています。
5回目となるこの日の交流会はSkypeを利用して行われ、前回までに双方で立てた予想について検証すべく、別個に計算してきた結果が一致を見て、いよいよ気勢が上がりました。
来年3月に予定されている英語での発表を控え、益々の双方の健闘を誓い合いました。